温泉を飲む=飲泉(いんせん)
温泉と聞くと、「入浴」が一番に頭に浮かびますが
「飲む」とか「食べる」もあります。
「食べる」の代表は=地獄蒸し=
温泉の蒸気で食材を蒸すことを地獄蒸しと言いますが
ほんのり塩気が付いて、野菜本来の滋味が楽しめるんですよ。
夏のシーズンだと、トウモロコシが最高に美味しいです!!
秋は栗なんかもホクホクして自然の甘みが~~
「飲む」といえば・・・
単純に温泉を飲むだけなんですが、
別府には温泉法で定められた10種類の温泉の内
7種類が混在しています。
全国規模でみても、大変珍しく「恵まれた温泉地」なんですね。
その「恵まれた温泉地」では種類による温泉の違いを「飲泉」
でも楽しむことができます。
塩化物泉だと、塩気がはっきりしていたり。
硫黄泉だと、ゆで卵風味を味わえたり。
長湯の炭酸泉だと、甘みの無いサイダーが舌を刺激するような。
当館の温泉は「甘み」が特徴です
アルカリ性の硫黄泉なので、汲みたて熱々の時は玉子風味が強いのですが、
冷めてくると玉子風味は薄れて「甘み」が際立ってきます。
ロビーに試飲用の飲泉をご用意していますので是非お試し下さい!
シリカイオンがたっぷりで美肌に効果的ですよ!
温泉名人の北出恭子さんも飲泉コーナーを見つけたとたんに
試していましたw
温泉通の間では、味覚でも温泉を分析するのでしょうか?
(飲泉の許可が無い温泉も多いので、自己責任になるのでご注意を!)
当館でも、飲泉は決められた蛇口から採取したものだけを「飲泉用」
としておりますので、貸切露天で味見とか・・・、駄目ですよ。
源泉が90℃以上の熱湯ですから、火傷しますからね!