世の中、人手不足で困っている業界も多く、
ある飲食店では働く人が見つからず閉店してしまうなんてことも
現実におこっています。
旅館も例にもれず、人手不足なんですよね~、
そして高齢化も。
このままでは本当に休業を考えなければ・・・
こんな現状を打破したいときに、見つけちゃいました!
大分県委託事業 サービス産業生産性向上人材育成講座
旅館総合研究所の重松さんを講師に迎え、
贅沢にも5回も現場を体験しながらグループワーク(他旅館の方と)や
自社改善のプランを作成&発表するなど、本当に実践的講義。

サービスの現場も毎回変わり、飲料の時は地獄蒸しイタリアン(鉄輪)でした。
もぉ、目からウロコ。
旅館関係者が受講生ですから、てっきり和食だと思い込んでましたが
イタリアンです。違った視点で新しいサービスを考えることができましたし、
よそ様の現場(厨房の中まで!)をじっくり観察するなんて、普段できませんので凄く刺激的でした!
前回は豊の国健康ランドへ
お掃除の生産性向上3回目は、大分市の豊の国健康ランドさんで現場見学です。
スタッフの数も客室も当館の10倍以上です、参考にできる部分があるのか心配でしたが、行って良かったです。ただ見るだけなら価値は無かったのかもしれませんが(実際に掃除をさせてもらいました)
講師の重松さんから見るポイントだったり、掃除にかかる時間を計った数字を可視化されることで「改善プランを作る」具体的方法を、理解できました(身をもって体験したので)。
「移動時間の削減」と「手待ち時間の改善」
改善プランを作るときにこの「移動時間の削減」と
「手待ち時間の改善」を念頭に置いてプランを組み立てるといいらしい?!
これが私の感じた事です。
1 物を整理整頓して、よく使う場所によく使うものを収納したり
2 手順を見直して仕事のやり方や便利な道具を採用する
3 細切れの5分や10分でもできる仕事を決めて実行したら、
一つひとつは20秒や30秒の残業時間削減が、積もり積もって年間では何十時間もの残業削減になるそうです 😀
生産性向上とは、「コストカット」では無く
より効率の良い方法を現場の皆で導き出して、
少ない人数でも仕事をしていけること・・・
重松先生、合ってますか??(笑)
そう考えると、共働きの主婦の皆さんは日々生産性向上を自然にやっているんだな!
と思います。子供のお着換えを待つのは「手待ち時間」、
ただ待つだけじゃなくてリビングの机を拭いたりしてますよね?
寝る前に洗濯機のタイマー予約で朝一から家事を時短にするのは
便利な道具の導入と手順の入れ替えで家事効率を良くしています。
案外、生産性向上のアイディアは女性の方が得意かもしれませんね。